今回は元気玉・料理を使用したときに、どのような仕組みで経験値アップしているのかを検証します。
終わりに、精度の高い獲得経験値の計算式も併せてご紹介します。
(狩場を固定した場合)
獲得経験値を求める基準値について
獲得経験値は基準値をベースに算出します。
基準値とは:
基準値は図鑑に載ってる経験値とスパスタ特技の割増分を加算したもので、元気玉1個分の合計値です。
世間での呼び名は分かりませんが、ぷらむは基準値と命名しました。
基準値は元気玉使用結果のカッコ内の値です。
このページでは元気玉と料理の経験値UPに着目してるので、スパスタ特技の仕組みは次の機会にご紹介します。
他に検証結果を分かりやすく説明したいので、基準値はモンスター1匹の経験値で検証しました。
元気玉は基準値と合わせて2倍の経験値を獲得
ご存じでしょうが元気玉を使用すると2倍の経験値を獲得できます。
ただし、元気玉は厳密に説明すると基準値の1倍《元気玉分》を獲得。そして、基準値に加算されてます。
元気玉を使用したときの計算式
経験値=基準値+1.0×基準値《元気玉分》
_ =2.0×基準値
今回の実験に参加してもらうモンスターはキングスライム。
キングスライムの獲得経験値166Pが基準値に当ります。
では実際に、小元気玉を使ってキングスライムを1匹だけ倒した結果がこちら。
図鑑の経験値と、小元気玉使用結果のカッコ内の166Pが一致しました。したがって、玉使用結果のカッコ内の値は基準値なのです。
次に獲得経験値の332Pは、基準値の2倍なのが簡単にわかります。
単純に2倍ですから「基準値とは~」と、難しく考える必要がないように思えます。
しかし、料理を使用したときの割増効果が説明しやすくなるのでご辛抱下さい。
料理を食べて経験値○○%アップの仕組み
料理30%アップを使用して、上と同じようにキングスライムを1匹倒しました。
ここの条件で玉は使用できないため、玉使用結果のカッコ内の値を参照できません。
したがって、単純に戦闘結果のログで検証しました。
玉なし、料理ありの獲得経験値の求め方ですが、重要な基準値は図鑑の166P。
料理での割増は基準値を0.3倍《料理分》して、最後は基準値に加算します。
料理30%使用時の計算式
経験値=基準値+0.3×基準値《料理分》
_ =1.3×基準値
上の計算式に代入。
経験値=1.3×166P
_ =216P
獲得経験値216Pは戦闘結果のログと一致しました。
元気玉+料理の獲得経験値の仕組み
最後に小元気玉+料理30%アップを使用して、これまでと同様にキングスライムを1匹倒した結果がこちら。
基準値とは図鑑に載ってる経験値とスパスタ特技の割増を加算したもの。
今回はスパスタ特技の割増は検証しないので、基準値は図鑑に載ってる経験値166Pがログのカッコ内の値と一致しました。
これで、料理での割増し分は基準値に含まれない事がわかりました。
元気玉+料理30%の計算式
経験値=基準値+1.0×基準値《元気玉分》+0.3×基準値《料理分》
_ =2.3×基準値
こちらも計算式に代入して検証。
経験値=2.3×166P
_ =382P
こちらも獲得経験値382Pは戦闘結果のログと一致しました。
最後に
計画的にレベル上げするには基準値を知ることが肝心です。
基準値は元気玉使用結果のカッコ内の値なので簡単に知ることができます。
基準値に玉、料理有無の倍率(β)を掛け算すれば、レベル上げ時間が45分や80分でも精度の高い獲得経験値を事前に予測できます。
獲得経験値の予測式
経験値=β×基準値×t÷30分
t:レベル上げの時間(分)
β:玉、料理有無の倍率
料理あり | 料理なし | |
玉あり | 2.3 | 2.0 |
玉なし | 1.3 | 1.0 |